昔から、雨や台風が近づいて低気圧になると、頭がズキ…ズキ…と、偏頭痛が起きるんです。
私の考えでは、
- 低気圧
- 血管が細くなる
- 血流が悪くなる
- 頭痛が起こる
だと思っていたので、なんとか身体を温めないと!としていました。
…ですが。
なんと、逆でした。
低気圧の頭痛は、血流が良くなることが原因なんですって。
低気圧の頭痛の原因は?関係はあるの?
いつものカラダファクトリーでの施術中、トレーナーさんに相談してみました。
質問
雨が降る日は頭痛に悩まされます。
低気圧と頭痛に、関係はありますか?また、対処法はありますか?
回答
ここでは医学的な答えはできませんが。という前置きのうえで、お答えいただきました。
そもそも、低気圧は、血管が収縮するのではなく、膨張します。
気圧とは、文字通り、空気の圧力。
高気圧は、空気がギュッと詰まっているので、重くなります。
身体を空気で押されている状態なので、血管は細くなります。
そこに突然、気圧が低くなるとどうなるでしょうか?
身体を押さえていた空気の重さが軽くなるので、血管は膨張し、太くなります。
つまりは、血流が良くなりすぎるんです。
急に血液が流れて、炎症が起こっている状態。
これが頭痛の原因です。
長時間気圧が同じ状態なら、身体も慣れているので、頭痛は起こりません。
また通常ですと、急に気圧が変化しても、自分のカラダでなんとかします。
ところが、体力がない、疲れている、いわゆる自律神経が乱れている状態だと、気圧の変化に対応しきれなくて、症状が出てしまうんですって。
雨の日の頭痛の治し方
じゃあ、頭痛の治し方はどうすれば?と聞きました。
答えは、「頭に行く血液の量を減らします。」
偏頭痛に悩むお客さんが来たときは、施術の順番は頭部・首・肩は一番最後。
まず、手先(手首、手のひら、指)と、足先(ふくらはぎ、足首、足)をマッサージします。
すると、血流がカラダの末端まで届いて、頭に流れる血流を分散する(イメージ表現です)ことができるんですって。
お客さんにも、すぐに効果が分かるらしいです。
逆に、お風呂に入ったり、肩をもんだり、頭を温めたりしては逆効果!
すでに炎症が起こっているところに、さらに血行が良くなるため、よけいに痛みがひどく感じてしまいます。
低気圧の頭痛の原因・治しかたまとめ
私はまったく逆をやっていました…
どうりで全然改善しないはずです。
- 血流が増えて、いわば炎症を起こしている状態のため、温めてはダメ。
- 自宅なら、コーヒーやカフェオレを飲むのも効果的。(血管が細くなり、血流が減ります。)
これがポイントです。